最近台風で停電ってよく聞くけど、真夏に停電したら、どうしよう…
エアコンも使えないし、何も備えてなきゃ地獄ですよね…
2019年9月9日。
台風15号により、約93万戸で停電が発生。
その後99%の復旧までに約12日間要しました。
9月とはいえ、まだまだ暑い、28度の熱帯夜。
エアコンも使えず電気もつかず、冷蔵庫の中身はどんどん腐る一方…
真夏に停電が長期化しても生き抜くために、あってよかったグッズをリスト化しました。
\大雨・台風前に確認したい家対策はこちらにまとめました/
真夏の停電で特に注意しなければならない事
- 熱中症
- 脱水症状
- 食品管理
- 断水への備え
大雨や台風による災害が多くなる6月~9月。
気温も湿度も高く、電気が使えない生活は生死にかかわります。
春や秋の停電は、気候が安定しているので、最低限の備蓄品があれば生き抜けます。
冬の停電は、寒さ対策がキーになります。
ですが、夏の停電では、暑さ対策に加えて食品管理も重要です。
特にエアコンが使えない中、30℃を超える灼熱を生きるのは、相当な体力を消耗します。
真夏の停電は、暑さとの闘い。
その点をふまえて、しっかり対策をしておきましょう。
また、長期停電の場合、水道局が非常用電源を使い切ると、断水する恐れがあります。
停電後、安全を確保でき次第、浴槽に水をはることも忘れないでください。
特に、高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、暑さ対策をしていないと危険です。
停電時にあってよかった生活に欠かせないグッズ
- 防災備蓄食料品
- 保存水
- 簡易トイレ
生きている以上、必ず毎日必要なのが、『食事』と『排便・排尿』です。
停電下だと、お湯一つ沸かせません。
停電後に断水し、トイレが流せなくなることもあります。
そんな時のために、どんな備えが必要かを解説します。
防災備蓄食料品
停電時は、換気扇が使えません。
そのため、十分な喚起ができる場合をのぞき、ガス機器の使用は控えます。
十分な調理ができないので、防災用の非常食が役に立ちます。
私は『尾西のアルファ米』が好きで常備しています(特に五目ごはんが好きです)。
スプーンつきなので、洗い物も気にせず食事ができるのもポイント。
スーパーにある非常食より少し高めですが、スーパーにあるものは1年くらいしか保存できないのに対し、アルファ米は5年保存ができます。
頻繁に入れ替えをしなくて済むので、備蓄品に最適です。
食べ物は好みがあるので、必ず試食してから備蓄しましょうね。
\1人あたり1日3食×7日分の備えが理想です/
保存水
保存水とは、通常の飲料水より保存期間の長い水のことです。
通常の飲料水の保存期間が1年~1年半なのに対し、保存水は5年~15年保存できます。
保存期間が長ければ長いほど少し高くなりますが、保存期間5年のものであれば、通常の飲料水とほとんど金額は変わりません。
生きるためには水が欠かせません。
前述したアルファ米を食すにも、水が必要です。
停電後に断水する可能性もあるので、必ず水は備えてください。
私は500㎖と2ℓの2種類で備えています。
\1人あたり1日3ℓ×7日分の備えが理想です/
\1本約100円で6年も保存できます!/
簡易トイレ
台風15号のあと、一部地域では停電だけでなく断水にもなりました。
水道局が非常用電源を使い切ったあとに断水することもあります。
断水になると、トイレの水を流すこともできません。
そんな時に必要なのが、簡易トイレ。
BOSの簡易トイレは、防臭効果が高く、防災グッズの非常用トイレの中でも一番売れています。
アンモニア臭は有毒ですし、トイレを我慢すると身体に悪く、災害時に一番困るのがトイレ問題です。
\1人あたり1日5回×7日分あると安心です/
停電時にあってよかった灯りグッズ
- ランタン
- ヘッドライト
停電した時のために、懐中電灯を備えているご家庭は多いと思います。
今では携帯電話にライト機能が備わっているので、一時的に手元足元を照らす事に困る事はないでしょう。
しかし、停電時はスマホの充電は貴重ですし、「生活」をする上で懐中電灯の灯りだけでは心もとないものです。
ここでは、懐中電灯以外で、停電時にあってよかったグッズを紹介します。
ランタン
停電時に明かりがないと、ケガをしかねません。
子どもも暗いとよけい不安になりますからね。
キャンプなどで使う大きなランタンでなくても良いですが、充電式のものが多いので、充電機器がない場合は注意してください。
もしランタンがなければ、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけでも、光が反射して結構明るくなりますよ。
懐中電灯を立てられない場合は、コップや水筒に入れて置くと安定します。
1家に2つ、ランタンがあると良いですね。
\なんと防災ラジオつきのランタンです!/
≫友人が持っているColemanのランタンの評判はこちら
ヘッドライト
懐中電灯も良いのですが、ヘッドライトがおすすめです。
ヘッドライトであれば、自分の目線に合わせて照らせますし、何より両手が使えます。
小さなお子さんがいる場合、子どもを抱っこしながら懐中電灯をもっての移動は危険ですよね。
ヘッドライトは、避難時にも有効なので、1つあると重宝しますよ。
主人は持ち歩き用バックに入れています。
\キャンパー歴20年超の主人がイチオシのヘッドライトです/
真夏の停電時にあってよかった食品管理グッズ
- クーラーボックス
- アウトドア用保冷剤
- カセットコンロとガスボンベ
- ヒートパック(加熱材)
災害時のスーパーが大混乱なのは、みなさんご存知ですよね。
停電になると、スーパーも閉まることが多く、家にある食料でしのぐ必要が出てきます。
停電下で冷蔵庫が使えない中、貴重な食材をムダにしないために必要なものや、停電下での調理に使えてよかったグッズを紹介します。
クーラーボックス
コレ、可愛くないですか?笑
停電すると、もちろん冷蔵庫も使えなくなります。
食料品をムダにしないためにも、大きめのクーラーボックスを用意しておきましょう。
上記は2泊3日のキャンプに行った時の写真です。
家族4人分の食材を入れてもまだまだ余裕があります。
もし、クーラーボックスを買うのはちょっと…という方は、スーパーでもらえるハッポウスチロールの箱を備えておくと良いですよ!
Colemanのクーラーボックスは、氷が約4日間とけない保冷力です!
\クーラーボックスの中に凹凸がなくて使いやすい!/
アウトドア用保冷剤
すみません、「KING」の文字はスルーしてください(笑)。
アイスやケーキを買った際にもらう小さな保冷剤も良いのですが、アウトドア用の保冷剤は、効力が断然違います。
我が家はよくキャンプに行くので、LOGOSのB5サイズくらいのハードタイプのものが2つあります。
冷凍庫に常備しておくと、庫内の保冷力が高まりエコにもなりますし、停電時にとても重宝します。
キャンプをしないご家庭でも、1,000円くらいないので、1つはあって良いと思います。
\保冷力が他とは段違い!キャンパーおすすめの保冷剤です/
カセットコンロとガスボンベ
食料品の際にも書きましたが、停電時には換気扇が使えないので、ガス機器を使うことは危険です。
カセットコンロであれば、喚起の良い場所で、お湯を沸かす程度のことは可能です。
お湯さえ沸かすことができれば、カップ麺も食べれますし、赤ちゃんの哺乳瓶を煮沸することもできます。
災害時には特に重宝しますので、ガスボンベも3本程度、備蓄しておくと安心です。
特に赤ちゃんのいる家庭では、お湯がないと哺乳瓶の消毒もミルクを作ることもできず困ります。
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ヒートパック(加熱材)
温かい食事は、心もホッコリあたたまります。
カセットコンロがあれば、ガス火で温めることができますが、換気が悪い場所での使用は危険です。
そのため、非常食を安全に袋ごとあたためられる「ヒートパック」があると安心ですよ。
火やガスを使わずに、安全かつ簡単にあたたかい食事をいただけます。
年長の娘も簡単に使うことができました。
\加熱袋と発熱材は必ずセットで購入しましょう/
真夏の停電時にあってよかった暑さ対策グッズ
- 汗ふきシート
- 冷感タオル
- 冷まくら
- ハンディ扇風機
真夏の停電で一番大変なのが、猛暑対策です。
暑いとそれだけで体力を消耗しますし、熱帯夜で睡眠が十分にとれず体調を崩しかねません。
ここにご紹介するものは、停電時以外でも普段から使えるものばかりなので、必ずチェックしてください。
汗ふきシート
冷感タイプの汗ふきシートがあると、体感温度を一時的に下げることができるので、夏場は常備しています。
汗ふきシートで全身をふいたあとにうちわであおぐと、いっそうひんやり感じられますよ。
中には刺激の強いものもありますので、普段からいくつか試して、ご自身にあったものを使ってください。
男性用の汗ふきシートは特に冷感が強いのですが、子どもには刺激が強すぎるようです。
\色々試した結果、我が家はBanに落ち着きました/
冷感タオル
娘たちが愛用している冷感タオルです。
今ではこんなに可愛いものもあるんですね。
普通のタオルと違って薄手で、速乾性が高いのですが、水をふくむとひんやりします。
娘たちは外で遊ぶ際に、首にまいたり、ヘアバンドのように頭に巻いたりして使っています。
ふだんの外遊びでも重宝しますよ。
\こんなに可愛いのに、1コイン以下で買えるんです!/
冷まくら
熱帯夜にとても重宝する冷感グッズ。
冷凍庫に入れて冷やしても、カチコチに凍ることなく、どろっとしたジェルのような触り心地です。
中身が水ではないので寝返りをうっても音が気になる事もありません。
薄手のタオルを巻けば、汗も吸収してくれますし、高さも1cm~2cm程度しかないので、子どもにもピッタリです。
そのままでもヒンヤリするので、停電時にも使えます。
ハンディ扇風機
我が家のハンディ扇風機はUSB充電式ですが、中には電池式のものもあります。
充電式のものでも、モバイルバッテリーさえあれば充電が可能です。
ハンディタイプであれば、小さなお子さんでも持ち歩くことができるので、普段からお出かけ時にも使えます。
我が家のミニ扇風機は、フル充電すれば約8時間使えます。
\電池式でライトもついて、たったの1,000円!/
その他、停電時にあってよかったグッズ
- 防災ラジオ
- モバイルバッテリー
- 蓄電池
他にも、停電時ならではのあってよかったグッズを3つ紹介します。
こうしてリスト化していくと、いかに私たちが電気に依存しているかがわかりますね。
防災ラジオ
停電時はテレビが使えません。
我が家はWi-Fiをひいていますが、停電時はそれも使えず…
頼みの携帯は、災害時には使えない事も多々あります。
そんな中で、最新の災害情報をどうやって入手しますか?
答えは、『防災ラジオ』です。
電気屋に行くと、1,000円~5,000円と、ピンキリですが、必ずワイドFM対応版にしてください。
ラジオ機能に加えて、携帯の充電や懐中電灯、非常サイレンなどの機能が備わったものもありますよ。
まだ防災グッズを何も準備していない方は、多機能ラジオにすると、買うものが少なく済みますよ。
\コスパ最強のソーラー付き多機能ラジオ!/
モバイルバッテリー
災害時には携帯電話が使えない事もある、と前述しましたが、それでも携帯があるのとないのとでは大違いです。
非常用電波が通ることもありますし、地域によってはふつうに使える事もあります。
今や私たちの生活に欠かせないものですから、携帯電話の充電を切らすことのないよう、モバイルバッテリーを常備しておきましょう。
オフラインゲームなどもできるので、災害時に子どもの不安をやわらげる事にも使えます。
\安くて大容量!モバイルバッテリーならフィリップス一択!/
蓄電池
私が今一番ほしいものが、この蓄電池。
何といっても、蓄電池なのに、この可愛さ!!
手軽に持ち運べるのに、626Wh/174,000mAh/3.6Vという高性能!
って言われてもよくわからないですよねw
これだけのことが、この蓄電池1台でできるんです!!
Amazonでも693もの評価平均が4.5という高評価!
一緒にソーラーパネルも購入すれば、もぅ無敵ですよね。
太陽光発電まではちょっと…という方にも、これなら手軽に備えることができそうです。
もちろん決して安いものではありませんが、太陽光や大型蓄電池に比べると、ケタ違いの安さで災害に備えることができますよ。
\キャンプ時や避難所生活でも役立ちます/
\コンパクトなので持ち運びも楽々/
まとめ|あってよかった真夏の停電対策グッズとは
真夏の停電対策は、『暑さ対策』だけでなく、『食品管理』も重要です。
また、停電が長期化すると、水道局が非常用電源を使い切り、断水になることもあります。
真夏の停電時に、あってよかった停電対策グッズは下記16点。
- 防災備蓄食料品
- 保存水
- 簡易トイレ
- ランタン
- ヘッドライト
- クーラーボックス
- アウトドア用保冷剤
- カセットコンロとガスボンベ
- ヒートパック(加熱材)
- 汗ふきシート
- 冷感タオル
- 冷まくら
- ハンディ扇風機
- 防災ラジオ
- モバイルバッテリー
- 蓄電池
災害はいつやってくるかわからないので、しっかり季節に合わせた備えをしてくださいね。
\通年を通して必要な備蓄品リストもあわせてチェック/